私のエストニア生活は残り1週間を切っていますが、直前に日本から両親が遊びに来ました。
そのときエストニアの首都タリンからバスで約1時間半のラヘマー国立公園に行って2泊ほど公園の中で滞在しましたが、本当に良かったです。
もしあなたがエストニアに旅行する機会があれば是非とも行ってみましょう。
ラヘマー国立公園とは?
ラヘマー国立公園はエストニアのタリンから約70キロ離れたところにあるソビエト初の国立公園です。エストニアには世界で3番目に湿地が多い国で、この国立公園に行けば湿地帯を歩いたりサイクリングすることができます。また自然も沢山あり、エストニアの小学生たちはここに行き、ピクニックをするそうです。
ラヘマー国立公園に行くことをオススメする理由
エストニアといえば、やはり自然を満喫するところです。タリンに住んでいるエストニア人の多くは、タリン以外にも別荘や田舎の家があり、週末や夏には自然に囲まれた家で住むことがほとんどです。
多くの日本人の場合は、旅行するにしてもタリンの旧市街だけですが、是非エストニアまで来たのであればエストニアの自然も満喫してほしいと個人的には思っています。
ラヘマー国立公園にはタリンから日帰りでいくこともできますが、宿泊も可能です。またレンタカーをすればベストですが、車がなくても公共機関だけで行くこともできます。実際に私は家族と公共機関だけで、このラヘマー国立公園に行きましたが、十分楽しむことができました。
ラヘマー国立公園に宿泊すれば森、湿原、サウナなどエストニア全てを楽しむことができる
ラヘマー国立公園はタリンから約1時間半で行けるにも関わらず、公園内にあるコテージに宿泊をすればエストニアの名物である森、湿原、サウナなど全てを満喫することができます。もうこれを経験したのであれば、エストニアの観光をほとんど制覇したといっても良いかもしれません。是非とも2泊してみましょう。
私たち家族が宿泊した施設はHaaviku Holiday Homeというところに2泊宿泊しました。
ここは小さなコテージを3軒だけ貸し出しており、1軒あたり最大3人まで宿泊できます。宿泊料金は1軒1泊6,000円程度で非常にお安いです。
外は大自然ですが、部屋の中はかなり綺麗に保たれており、蚊も一切いなく快適でした。
BBQセットも借りることができます。ただしこの周辺にはスーパーがなく車がないのであればタリン市内のスーパーで買い込む必要があります。
WiFiも外の一部のエリアで使えたので、大自然の中でノマド的なことをしてみましたが、沢山の蚊がおり集中できずに、すぐに部屋に戻って作業をしました。中々、うまくはいかないものですね(笑)
サウナも有料(20€)ですが用意してもらうことができます。
私が滞在したコテージには2匹の羊もおり、くっそ可愛かったです。
ラヘマー国立公園にはとにかく人がいない。トレッキング最高!
ラヘマー国立公園は、様々なトレッキングコースがあるのですが、土曜日に行ったにも関わらず本当に人が少ないです。そのため全長5kmのトレッキングコースでは誰にも合わずに歩くことができました。
トレッキングコースにはいくつか湿原もありました。
※ラヘマー国立公園はヴィル湿原(Viru raba)が有名ですが、私が滞在したところは更に奥にあるOanduという地域です。ここからヴィル湿原には車で約30分掛かるので、私は行くのを断念しました。
Haaviku Holiday Homeのアクセス
今回、私たちが宿泊したHaaviku Holiday Homeには、タリンのバスターミナルからViitnaという地域まで行き、そこのバスターミナルでコテージのオーナーにピックアップ(有料9€)をしてもらいます。
Viitnaまでのバスのチケットはタリンバスターミナルの公式ページから予約することができます。
Haaviku Holiday Homeの予約は、booking.comまたはAirbnbで可能で、Airbnbだとクーポンを利用すれば、かなりお安く滞在できます。
⇒booking.comでHaaviku Holiday Homeを予約する
⇒AirbnbでHaaviku Holiday Homeを予約する
ただ冬にラヘマー国立公園に滞在することはおすすめできません。ベストシーズンは6~8月です。6月でも夜になると少し肌寒く、冬だとめちゃ寒いと思います。またエストニアの6~8月は23~24時まで日が出ており白夜を満喫できる一方、冬の日照時間は非常に短いです。そのため冬にここに滞在することはおすすめできません。
まとめ:タリンだけ観光しても本当のエストニアを楽しめないよ
エストニア人は本当に自然をこよなく愛しています。タリンは、日本人からすると首都にも関わらず本当に小さな街ですが、エストニアの人は大抵、タリンさえも大都市と思っており嫌がる人も多いです。
そういった意味ではタリンだけではエストニアを知ったとはいえないでしょう。是非ともエストニアに滞在するときはラヘマー国立公園に行ってみてはどうでしょうか!
参考①:エストニアの魅力は田舎!現地人の家へお邪魔させてもらったよ
参考②:Airbnbやカウチサーフィンの最大の魅力は、海外の地方都市を簡単に満喫できること
過去にエストニアの田舎については記事にしていますので、こちらの記事も是非ともチェックしてみてください!