エストニアに滞在して1ヶ月できたことと、できなかったことについて話したいと思います。
会社を作れた
エストニアで有限会社(OÜ)を作りました。OÜはエストニアで有限会社を意味します。作ったといっても登記をしただけで、これから活動していくことになります。エストニアの場合、エストニアの国民IDのカードがあればネットの手続きだけで即日会社が作れてしまえるのですが、私の場合はエストニアのIDカードを持っていないため公証人を通じて登録をしてもらいました。それでも最短で1週間ほどで正式に会社として登録してもらえます。
会社を作るのに必要なものはパスポートと資本金(2,500ユーロ≒36万円)と公証人手数料(5,000円程度)、銀行手数料(3,000円程度)のみです。特にビザも賃貸契約書の提出も必要ないため、観光ビザでもエストニアに会社が作れちゃうのですね。
私の会社名は「Kankeri Holdings OÜ」ですが、既にエストニアの与信管理会社のウェブサイトで確認ができます。
皆さんもエストニアに来た際は記念に会社を作りましょう!笑。
タイなどでは外国人が100%出資する会社は作れないなど制限がある国も多いですが、エストニアは外資ウェルカムな国です。
家の賃貸を契約した
月370ユーロ(約5万円)の家を契約しました。
エストニア・タリンで家を契約!中心地までトラムで5分のところでも月370€(5万円)!
記事にしているので詳細はこちらを見て下さい。オーナーにもよりますが、ノービザでも1年以上滞在する意思を伝えればOKです。日本に比べるとめちゃ楽ですね。特に半年分を先払いなどの条件も出されませんでした。
滞在許可はしばらく貰えなさそう
私の当初の計画では会社を作ればすぐに滞在許可の申請を行う予定でした。しかし移民局の役割も担っている警察に申請しようとしたところ、「4ヶ月以上の会社活動実績がないと受け付けられない」とのことでした。
確かに警察のウェブページにはそのような記述はありましたが、エストニア大使館のスタッフに以前確認したところ「日本人は4ヶ月以上の活動実績がなくても申請できる」と回答をもらっていたため、油断しておりました。なぜなら4ヶ月以上の活動はそりゃしてからでもいいのですが、日本人はエストニアにノービザでは90日間しか滞在できません。
結局、そういった人たちのための6ヶ月長期ビザという制度があることを警察に教えてもらい、こちらをまず取得して、そこから滞在許可の申請をします。
個人用の銀行口座を開設できていない
会社の銀行口座は開設しましたが、個人用の銀行口座はまだエストニアで開設していません。というか開設できなかったという言い方のほうが正しいかもしれないです。エストニアの滞在許可がおりてIDカードを持っていれば、無料で簡単に銀行口座は作れてしまうのですが、IDカードがないと大手銀行だと口座開設手数料200€が必要だったり、口座開設手数料が安いマイナーな銀行は審査に落とされたり、結局は個人用の口座は作っていません。口座開設で200€を払うことはさすがに馬鹿らしいです。一部マイナーな銀行は「会社登記後3ヶ月経てばOK」ということで、それに臨みたいと思います。
ユーロ(現金)の調達はマネパカードを使って現地AMTから下ろそう!
個人の口座を開設するまではマネパカードで、ちまちまキャッシングをします。
家のネットが契約できていない
エストニアで家を見つけたらすぐに家にネットをひいて日本と変わらない生活を送ろうと思っていましたが、私はエストニアのIDカードを持っていない&エストニアの個人の口座を持っていないということで、それだとネット回線の契約が非常にハードルが高く、今は仕方ないクプリペイドSIMカードを購入して自宅で使っています。
まとめ
エストニアの滞在許可がおりれば貰えるIDカードがないと、エストニアの生活は不便です。まぁ何にもエストニアにコネがない私でも、ノービザから生かせてもらえる道があるだけ有り難いと思いましょう。
12月はエストニアの長期ビザ申請が待ってます。無事に取得できるか?!また会社も少しずつ動かし始めます。