エストニアの映画撮影。モンゴル人役と聞いてたけど、モンゴル人かつ死体役だったw 拘束時間も13時間突入で映画撮影の大変さを実感 https://t.co/pkVWu3IliX pic.twitter.com/0XKbOyiRmd
— おのだ まさし (@kankeri02) 2015, 3月 29
なんと…エストニアの映画にエキストラとしてスカウトされました…!
写真を見て頂ければ分かりますが、死体役!更にモンゴル人という謎の設定です。エストニアはアジア人がほとんどいないため、アジア人というだけでこのような需要があります。
今回は、「なぜエストニアの映画にできるようなったのか?」、「バイト代っていくら?」など赤裸々に語りたいと思います。あなたも異国に住めばこんなチャンスがあるかもしれませんよ!
エストニアの映画にスカウトされたきっかけ
自分から映画会社へ「僕を映画に出して下さい!」と売り込めば、たいしたもなんですが、残念ながらプロデューサーからカフェでパソコン作業をしているときに声を掛けられました。
「今週、映画撮影でモンゴル人役が必要なんだど、出てくれない?ここ(エストニア)に住んでいるの?」
これがプロデューサーが発した言葉です。かなり同様して、その場では返事をせずに後から嫁と相談をして、面白そうだから二人とも出演してみようとになりました。
映画は想像していた以上に本格的なものだった
モンゴル人役としか事前に聞いてなかったのですが、なんと死体役ということが現場で判明ww
ここまでこれば全て映画監督の指示通りに動くしかありません。
死体役はこんな感じ…!寝てるだけで楽かと思ったのですが、意外に長時間の撮影で映画では30秒ほどのシーンにも関わらず、朝の9時から夜の12時まで、つまり15時間も撮影をしましたよ…。
映画公開は2015年冬!
映画のタイトルは「GHOST MOUNTAINEER」というタイトルで日本語だと「幽霊登山家」となります。2015年の冬に映画公開予定です。映画予告を見る限りは結構本格的です。エストニアの映画館のみですが、エストニアに来られる予定の方はチェックして下さいね!
気になる報酬は…?
報酬なんてもらえると思っていなかったのですが、まさかの150ユーロ(約19,000円)!時給10€×15時間で計算してくれました。エストニアの平均給料は約12万円のため、それを考慮すればかなり太っ腹です。私と嫁で合計300ユーロです!
ちなみに現地人のエキストラもいたのですが、彼らは40€だったようです。今回、一緒に撮影した韓国人のスウォンさんが僕達の時給も交渉してくれ、ここまでの金額になりました。多分なにも言わなければ現地人と同じ40€になっていたと思うので、交渉って本当に大事なんだと今ならながら実感です。
ちなみにスウォンさんと私達は元々知り合いで、今回たまたま現場で遭遇しました。エストニアは本当にアジア人が少ないので、アジア人コミュニティが狭いです。
まとめ
(左らかスウォンさん、嫁、シベリアから出張してきたプロの俳優さん)
皆さんはこのようなお誘いを受ければ、やりたいと思いますでしょうか?完全に汚れ役ですが、映画に出れるとなると嬉しいものです。アメリカやイギリスであればアジア人も珍しくないですが、エストニアともなるとアジア人というだけで、このようなチャンスもあったりします。
また何気にエストニア現地で初めて稼いだお金です。これから俳優になろうとは思っていませんが、やはり様々な稼ぎ方を知っておきたいため、このようなチャンスに巡りあえて本当にラッキーでした!
※写真は映画会社の許可を取って掲載しています。